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ガイデッドサージェリー guided surgery

2016-10-05ガイデッドサージェリーによるインプラント治療とは?

ガイデッドとは手術用のテンプレート(ガイド)、サージェリーとはインプラント体を埋入する手術のことです。

ここでいうガイドとは、あらかじめ撮影したCTデータを3Dシミュレーションソフトにより解析し、最終的に被せる歯の形から、それに対する理想的なインプラント体のポジションまで、そのすべてをコンピューター上でシミュレーションし、それ通りにデジタル処理にて作製した手術用のテンプレート(サージカルガイド)を指し、これを使用して行う手術のことをインプラントのガイデッドサージェリーと言います。

話が難しいので簡単に言えば、通常フリーハンドにて行われるインプラントでは、程度の差はあれ、狙った位置、角度からインプラントがズレが生じます。インプラントが骨からはみ出してしまったり、変な向きで埋入されてしまったりすることによるインプラントの早期喪失や、最悪の場合における、下顎の神経の損傷、上顎洞と言われる骨空洞への穿孔など、重篤な事故を防ぐために生まれた、これからのインプラント手術がガイデッドサージェリーです。

 

インプラント治療におけるガイデッドサージェリーのメリットは?

インプラントを正確な位置に埋入できる

ガイドサージェリーは、撮影したCT画像をもとに患者さんのあごの骨の模型を作り「ガイド」を作製する手法で、作製されるガイドは誤差0.何ミリという精度の高さです。フリーハンドでは手がブレてしまいますが、ガイドに沿ってドリルを進めるだけなので手ブレによる影響を全く受けません。

切らない、痛くない、腫れが少ないフラップレス手術

通常のインプラント手術では、歯肉を大きく切って開き(フラップといいます)、骨の表面を観察しながらドリルで骨面に穴を開けインプラントを埋めていきます。それに比べてガイドサージェリーの場合は、オペ前に細かなシミュレーションが完了しており、またその高い精度のため、必ずしも歯肉を大きく切る必要がなく、術後の後遺症の少ないフラップレス手術を行うことができます

フラップレス手術とは歯肉と骨に必要最低限の小さな穴のみを開けてインプラントの埋入を行う術式です。すべての症例に適応できるわけではありません。

短時間の手術で負担が少ない

手術時に正確に作製されたガイドに従ってインプラントを埋入する手術法ですので、通常のインプラント手術法に比べて、大幅に手術時間を短縮することが可能となり、患者様への心身的な負担を軽減できます。

 

安全で高精度なインプラントの実現にガイデッドサージェリーは必要不可欠なものですが、現在多くの大学病院などで使用を義務付けられているものの、高いガイド製作費のためか、日本の民間歯科医院では未だにあまり普及していないようです。

当院ではこのガイデッドサージェリーを標準使用し、患者様のインプラント治療に関わる不安、恐怖を軽減できるよう努めています。

 

インプラント埋入手術の実際は?

 

DSCN0258実際に製作したガイドを口腔内にセットしたところです

 

歯列にぴったり適合するため、かたつきは全くありません。今回はフラップレス手術を行っていきます。

 

 

DSCN0269埋入のためのドリリングをしています。

 

 

先程の写真でいう銀色の筒の部分が、ドリルを正確に誘導するため、方向がブレることがありません。

 

DSCN0282インプラント体を埋入しています

 

 

ガイドのおかげで、正確な深さで留めることができるため、神経や上顎洞を傷つけることはありません。

 

DSCN0296オペが終わったところです。

ここまでおよそ10分程度です。術後の疲労もあまりありません。

 

精度の高いガイドのおかげで歯肉を大きく切ることなく、この程度の傷で済むことも多いです

オペの短時間化と、傷口の縮小化により、術後の後遺症も限りなく少なく、患者様に負担の少ないオペを実施しています。

DSCN0455

インプラント体が歯槽骨にインテグレーション(骨結合)するまで待って、型取りを行い、上部の歯を作っていきます。

 

上部構造を装着したところです。(ジルコニアで作製しました)

もちろん装着後の違和感、痛みはまったくありません。食べかすも詰まりにくく、食べやすいと、大喜びして頂けました。

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